YouTubeとインスタのショート動画を、何時間も見続ける日が続いて嫌になった。iPhoneを白黒にしたり、アプリを消したり、ロッキングコンテナに入れたり——全部ダメだった。
2026年4月2日から、BigMe HiBreak Pro をメイン機にしている。執筆時点で5ヶ月弱。
YouTubeもインスタも見なくなり、Kindleアプリで本(ほとんど漫画だが)を読むようになった。
あと日常のストレス値も下がった気がする。
目次
HiBreak Proを選んだ理由

Kindle的な画面のAndroidスマホ。中国BigMeの HiBreak Pro だ。
このスマホで強制的に環境から変えてみたら成功した。
- 白黒・低リフレッシュレートで、動画がコンテンツとして成立しない
- 読書に寄せたUI
- LINEとGoogleマップは使える
- ブラウジングも不快なので、ニュースに流されにくい
使っていなかった一眼と腕時計が復活、充電も減りにくい。
通信は 楽天モバイルのnano SIM。日本通信SIMは試したが使えなかった。
GooglePayは使えない。後述するが、「タッチ決済可能」と書いていたブログに騙された。
読書23週継続、漫画100冊超

ブラウザはある。動画も再生できる。だが白黒でカクカクで、見続ける気が起きない。
その代わり、読書はストレスなく操作できる。この端末上に限れば動画より面白い。不思議な状態。
- 読書アプリ:23週継続
- 漫画:100冊以上
- 小説:月1冊以上(これまでは読書感想文の課題図書以外、ほぼ読んできていなかった)
- 推理小説にハマっている
移動時間に加え、仕事の合間、午前10時半と午後3時にもそれぞれ10分ずつ読んでいる。息抜きでスマホを触るよりもメンタルが戻る感覚がある。
ニュースサイトの閲覧も激減した。疲弊していると、知らない人の不祥事や、興味のない流行を無心で開く癖がある。本の方が 予防 として効いている気がする。
難しめの小説『砂の女』『スローターハウス5』なども試しに読んでみている。まだ理解しきれない部分はあるが、一応読み進められる。
YouTubeを見なくなるまで

導入から4ヶ月ほどで、YouTubeは ほぼゼロ になった。
初めは家でiPhoneをサブ機にして動画を見ていた。それも消えた。PCではアニメを数話見て「今日はもういいか」となる。YouTube自体は見ない。
動画を見るにはPCを開く必要がある。そのついででブログを書く回数 も増えた。
→メインのプログページはこちら
ショート動画を何時間も見るのは、スマホのスクロール が肝なのかもしれない。PCでは長時間ショート動画を見ることができなかった。
カラーでスムーズでも、指のスクロール操作がないと依存状態にならなかった。
意志より環境 と言わざるを得ない。
腕時計、一眼、紙のメモ帳が戻った

BigMeは読書以外の操作は不快な端末なので、スマホ1台で兼務していたツールが、それぞれシングルタスクの物体に役割が帰ってきた。
腕時計。 EInk端末はスリープ中も画面が真っ暗にならない。私は時計とカレンダーを常時表示している。
が、時計はスリープ中は動かないように設定しているので、表示時刻は常に嘘。
その代わり腕時計をつけるようになった。iPhoneではタップすれば時刻がすぐ見れた。
HiBreak Proはタップしても起動しないように設定した。電源ボタンを押して1〜2秒まつ。この面倒さ によって腕時計の優位性ができた。
一眼。 HiBreak Proのカメラは使えない。カラー保存はできるが表示は白黒、画素も低い。使っていなかった一眼を持ち出す機会が増えた。

全く伝わらない
紙のメモ帳。 BigMeでもメモは取れるが入力感度が低く、誤入力が多い。予測変換の精度も低い。自然と紙に戻った。
スマホで兼務していたツールが、1つずつ元の道具に戻っていく——5ヶ月でいちばん面白い現象はこれだ。
日本で使うと痛いところ → あえての低スペと割り切れるか
タッチ決済
iPhoneで当たり前に使えた機能が使えない。
スーパーも電車も 財布からSuicaカードを取り出す必要がある 。
販売サイトも大手ガジェットブログも、Google Pay対応と書いてあった。が、日本では使えない 。Googleウォレットにクレカを登録できなかった。Googleウォレットが使えるとあったので当時は6万円の購入に踏み切ったのに残念だった。
通話とLINE
通話はできるが聞き取りにくい。こちらの声も届きにくい。受電音も現状何故か出せない。LINEも鳴らない。
緊急連絡が来たら、と不安はある。が、半年近く問題なく過ごせた。案外、自分のタイミングで返せれば十分 かもしれない。
GPS・充電・見た目
GPS精度が低く、徒歩だと進む方向の確認が大変。白黒表示には3ヶ月で慣れた。乗り換え検索はiPhoneと同程度に可能。
電池は 3日程度なら充電なし で問題ない。一方、充電電圧が高すぎるとエラーになる。PCやiPhone 15用のType-Cとは 兼用不可 。
ケースは純正しか見つからなかった。本体は黒、電源ボタンだけメタリック赤でちょっとダサい。カバーしても見える。が、慣れた。
5ヶ月時点の判断

BigMe HiBreak Proは、ロッキングコンテナのようなデジタルデトックス グッズ の次元ではない。強制的にローテクに引っ張る装置 に近い。
YouTubeとインスタのショート動画を見る時間が消え、読書23週継続、漫画100冊超、小説7冊、PCで書く時間が増えた。
代償は物理Suica、通話の不安、使えないGoogle Pay、しょぼいGPS、低電圧の専用充電器。
デジタルデトックスの意志が強かったわけではない。デジタルコンテンツに触れるのが面倒な状況、操作が不快になる状況を作った。
向いているのは、スクロール依存を脱却したい人、読書を娯楽の中心に戻したい人。
向いていないのは、スマホだけで決済・着信・撮影・マップをストレスなく完結させたい人。
注意事項は「Googleウォレット対応だが、日本では使えない」こと。大手ガジェットブログに騙されてはいけない。
1年継続使用したらまた書く。